※このページは管理人の購入した音盤記録＆批評のページです。
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たまにパンクの音源を適当にちりばめておかないと完全に向こうの世界に逝った（二次元的な意味で）と思われてしまうので…てな理由では聴いたりしませんよ。（苦笑）名前だけは知ってたんですが（いつものパターン）そんなに興味は無くて出てれば試聴する程度だったんです。で、何年か前に「恋のスゥイート糞メリケン」がツボにはまって結構聴いてたのと、先行シングル（なのか？）「包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ」の曲名があまりに笑えたのでつい買っちゃったという。アニヲタだからって「ROLLING1000tOON」目的じゃないですよ。（笑）むしろ今知ったよ。「エアマスター」のED曲だったのかコレ！

曲としてはパンクというよりはハード・コアですかね。割とポップなんですがぶっ飛んだテンションと暴走しきったバカっぽさ（「っぽさ」で片付けるには無理があるけど…）と、小ネタ＆悪質な毒が特盛りです。勿論私はこういうの大好きですよ。当たり前じゃ無いですか。デス声に耐性があって、ヌンチャク辺りが好きな人にお薦め。…それにしてもメジャー流通でよくこんなバンド出られたな…そこに割と驚きを隠せません。（苦笑）後ジャケットは漫☆画太郎先生です。「ジャケットが恥ずかしくてレジに持って行けない人は裏ジャケを表にしてレジに持って行ってね」みたいな事が書いてあるんですが、ワタクシ的には裏ジャケの方が恥ずかしいんですけどどうしたら。（笑）

個人的には怒濤且つ早口言葉のようなハード・コア部分だけでも楽しいんですが、彼等の魅力はそれだけでは無く、程よい緩急にあるのかも知れません。その最たるところは女声ボーカルが入ったりするところですか。ドラムの方が女性なんですが。最近の傾向としてのシンガロング部分もあるんですが、その部分も怒濤の流れの中で聴かせてしまうのでわざとらしくなくて良いです。というかまぁ、単純にセンスが良いのかも知れないんですが。狙って作った曲構成ではなく、自分が面白いと思った展開をパッパッとやっていく、そんなテンションの高さが一本の勢いになっていると感じました。

まぁあんまり深く考えないで聴くが一番かと。（苦笑）てか、アニソンってデス声NGなんですね。曲解説見て始めて知りました。アニメたって昼間のなら兎も角、夜中のなんだから大きなお友達しか見て無いと思うんだけどなぁ。むしろデス声で歌ってアニヲタから白い目で見られるのがいっそ爽快…いあごめんなさい、なんでもありません。
（2005/03/23）

＜音盤データ＞
マキシマム ザ ホルモン「ロッキンポ殺し」
2005年3月2日発売
VPCC-81507
バップ
定価2,259円
（税抜2,151円）

＜曲目＞
01,ロッキンポ殺し
02,
03,ニトロBB戦争
04,falling　jimmy
05,川北猿員
06,アナル・ウイスキー・ポンセ（Re-rec.）
07,ロック番狂わせ
08,ハイヤニ・スペイン
09,上原〜FUTOSHI〜
10,霊霊霊霊霊霊霊霊魔魔魔魔魔魔魔魔
11,ROLLING1000tOON
12,ロックンロール・チェーンソー
13,恋のきなこ私にください