※このページは管理人の購入した音盤記録＆批評のページです。
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タ○レコにCDを買いに行くと、関連盤というか同じジャンルっぽいCDが一緒に試聴機に入ってる事が多いんですが、これもそんな風に聴いて気に入って買った1枚です。ちなみにDOPING PANDAの「High Pressure」の試聴機に入っておりました。要はそちら系、オサレなギターポップ、という感じの音ですね。

…って、私が書くとどうしてもヒネくれた根性が出てイヤ〜ンな感じになってすみません。基本はギターポップですが音楽としては雑食系で、オルガンが入ってみたりボッサテイストを入れてみたりジャジーになったり、それでいてどことなくパンク。精神的なパンクはさておいて、兎に角パンクってかっこいい！と、近所の悪ガキが家にあった楽器を勝手に持ってきてかき鳴らしたような、ガキ全開な音がするというか。例えるならチェ○オの炭酸飲料の様な、ポップで、でも身体にあんまり良く無さそうな無駄な爽快感があってタマランです。見た目はかわいいのに毒てんこもり、そんないじわるな音楽ですね。

…と、ここまで書いて「結局シンバルズみたいな音が好きなのね自分…」と苦笑してしまったり。でもシンバルズが確信犯的な爽快感であるなら、彼等はもっと素直な爽快感でしょうね。音楽を純粋に楽しんでやっているのみ、という印象を受けます。メンバーの平均年齢が若干20歳というのもあるのかな、奇も衒いもない、真っ直ぐな楽しさが凄く良い。ところでこのバンド、ギターのカッティングの爽快感は言うまでもありませんがドラムが妙に上手いです。上手いと言うかフレーズが面白いと言うか。

ジャケがジャージ着用なんてシュールさもある人達なので、これからどう化けてくれるのかも割と楽しみです。とはいえ、今はこのまま音楽を楽しんで演ってて欲しいなぁ。私はそれを聴いてるだけで楽しいですわ。若さ爆発とは正にこのこと。ちきしょー、眩しいじゃねーか！
（2005/10/12）

＜音盤データ＞
アスファルト・フラストレーション「（セルフタイトル）」
2005年8月17日発売
POSCD-001
P.O.S. Music
定価1,995円
（税抜1,900円）

＜曲目＞
01. like snow
02. swamp
03. H.K.S
04. the crowding music
05. door is open
06. feeling
07. return to the ground
08. lemon