■あまねサンコメント（原文引用）
>・・・・今回は、マジで難産でした。（遠い目）
>取り敢えず「美脚」というのですから、ひたすら、脚を描いてました。
>あの、素足っぽい脚に赤いピンヒールは決めてました。
>網タイツもええんですけど、今回は生脚です。
>脚を描くにあたって、色々な方の脚も日常観察してしまって・・・
>自分でも、やばい！
>と思うぐらいです。
>問題の美脚屋は印象が強烈なわりに、具体的な顔とか分からない！
>というジレンマに陥ってました(^_^;
>美脚屋は「商人」だけど、その商売は彼の倒錯した趣味なんだろうな・・・
>と思います。
>だからも、顔つきは商人だけど、目は目の前の物事を見ず、
>美しい、彼の想像上の脚ばっかりの世界を見ている・・・。
>そんな世界を垣間見たいなあ・・・と思いながら、描きました。
イヤイヤイヤイヤ、有り難うございますあまねサン。クーロンズゲートの画像で御座いますね。 しかも私の一番好きなキャラクター「美脚屋」で御座います。クーロンズゲートを御存知ない方に 説明致しますと、某本に「くそゲー」と言わしめたプレイステーションの名作ゲームで御座います。 其のカルトな人気ぶりは正にくそゲー、そして此のゲームをやった者の役半分の人間が酔って ゲロ吐き大将軍と化すシロモノで御座います。
其れはさておき、此のゲームでは登場人物の全てが何かしらの妄想を抱え、つまりは妄想に縋って 現実逃避をしながら生きているのですが、其の妄想ぶりが尋常では無く、其の中でも「西城路」 と呼ばれる街では身体のパーツに執着する人間が集まって商売をしていると云う場所。其の中の 一軒が此の美脚屋なのです。
美脚屋の方へ進んで行くと後ろを向いていた美脚屋が振り向くのですが、良く見るとハイヒールを 履いた足だけの乗り物に乗っていて、振り向く時に「ウィィィ〜・・・ン」と作動音をさせながら 振り向くのです。其の衝撃たるや「此はキーパーソンかッッ？！（汗）」と思わず話し掛けて しまう程。しかし彼は単なるサブキャラなんですよ。通行人Aなんですよ。重要なアイテムすら 渡してくれんのですよ。そりゃ無いぜベイベー。誰が。
思い入れのあるキャラクターなので思わず熱く語ってしまいましたが、口調は本当にフツーなヤツ なのに此の「脚」へと固執する彼は恐ろしいの一言に尽きます。危なくなさそうなのに危ない奴 であること、そして肉体に固執すると云う事に妙な親近感を覚えたのでした。何というかホラ、 「肉体に固執する」と云うのは何となくマッドサイエンティストじゃないですか。・・・って、 高松かオマエは！（→柴田亜美ネタ）
あまねサンの絵と云うのは凄い独特だよなぁと毎度思っているのです。所謂漫画系の絵では無いし、 かと云って美術の絵の様な堅苦しさは無い。此の「漫画」と「美術」の均衡が素晴らしいと云うか。 なかなかこういう絵を描ける方と云うのはいないですよね。
と云うか此の美脚屋、なんとな〜く後頭部らへんに「いかりや」と云う文字が見えるん ですけど・・・私の気のせいでしょうか。（ヲイ）
尚、あまねサンのホームページ 「あまねト云ウコト」 へ参りますと素晴らしい絵が盛り沢山でございます。チェキラッチョ！（古）
